ビルやマンションの鉄骨はどのように構成していくの?
ビルやマンションで使用する鉄骨は工場で製造され、部品ごとに厳密な品質管理が行われます。
そして現場に運び、いよいよ組み立てが始まります。
最初のステップは、基礎部分にアンカーボルトを設置すること。
ここがしっかりしていると、建物全体の安定性が確保されます。
次に、大きなクレーンを使って主要な柱や梁を立てていきます。
このとき、部品が正確に位置しているかを常に確認しながら進めます。
鉄骨同士をしっかりとつなげるためには、ボルトとナットを使います。部材同士が強固に結ばれ、一体化されます。
ボルト締結は正確さが求められ、トルクレンチなどの工具を使って規定の強さで締めます。
さらに、大事なのが溶接です。
鉄骨の接合部を一体化させるために高温で溶接します。
これで鉄同士が強く結びつき、ビルを支える力が生まれます。
溶接は熟練が必要な作業ですが、指導員がいる環境なら未経験から始められる作業です。
鍛冶作業もあります。
溶接部分を整えたり、部材がしっかり組み合わさっているかを確認したりします。
このようにして、鉄骨構造は段階的に組み立てられていき、頑丈で安心できる建物が完成します。
鉄骨の組み立て作業に興味がある方からのご連絡、お待ちしております。
2024.09.20