鉄骨工事の溶接手順とは?
鉄骨工事において溶接は重要な工程の一つです。
まず鉄骨の組み立てが先です。
溶接する箇所が固定されてから溶接します。
溶接する面には、錆や汚れを除去するために研磨したり、酸洗いを行うことが一般的です。
溶接者は保護具として溶接グローブ、保護眼鏡、耳栓などを着用する必要があります。
また、周囲の人々との安全距離を確保するためのバリケードや警告標識も設置します。
溶接する部材の材質や厚さ、溶接する箇所の位置や角度に応じて、適切な溶接方法と電流、電極の選択を行います。
溶接作業中は、均一な溶け込みや適切なペネトレーション(溶け込み深さ)を確保します。
溶接の状態を視覚的に確認するために、溶け込みや欠陥の検査も行います。
最後に溶接作業が完了したら、溶接部を清掃し、防錆塗装を施すことで耐久性を高めます
以上が一般的な鉄骨工事の溶接手順ですが、現場の要件や規制によって異なる場合もあります。
溶接作業は熟練と経験が必要なため、十分な訓練を受けた溶接技術者によって行われることが望ましいです。
溶接作業では、アーク溶接などの資格を持つ責任者が必ず就いて作業に当たります。
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まだ未経験の状態でも構いませんので、ぜひ一緒に働きましょう。
2024.01.19