鉄骨鳶現場でよく使う用語とは?
鉄骨鳶現場で使う用語が存在します。
そういった言葉を覚えておくと、どんな作業の時に使う道具なのか、どんな工具なのかすぐに判断できます。
覚えておいて損は無いのでいくつかご紹介しましょう。
・鉄骨
構造物の骨組みとなる鉄製の柱や梁などの部材のことです。
鉄骨は細いものから太いものまであり、太いものだと重さが数十キロ、数百キロにも及ぶので、作業員自らが運ぶ事はありません。
クレーン車を使って所定の位置まで移動させ、そこで溶接する流れが一般的です。
・鳶工
鉄骨の組立や施工に携わる職人のことです。
鉄骨棟梁とも呼ばれます。
他には鳶職人とも呼ばれ、常に高所での作業なので、安全確認を行いながら作業が必要です。高所での作業ではハーネスも着用します。
・スリング
鉄骨の吊り下げに使用する、鋼製のワイヤーやチェーンなどの器具のことです。
・磁石吊り
鉄骨の露出した一部に、磁石を使用してスリングを吊り下げる作業のことです。
・アンカーボルト
鉄骨の固定に使用するボルトで、建設現場ではよく使用されます。
これらの用語は、鉄骨鳶現場での作業やコミュニケーションで頻繁に使用されます。
作業を行う上で必要となる道具や資材は他にもたくさんあります。
詳しくは現場で学んでいっていただければ問題ありません。
2023.12.20