鉄骨鳶に必要な資格あれこれ
鳶職の中でも鉄骨の仕事を専門とする鉄骨鳶。鉄骨鳶の仕事は、地上での「下まわり(地走り)」と高所での「鉄骨の取り付け」の2つのグループに分かれて仕事をします。
鉄骨鳶には、いずれ取得が必要となるものや、持っていると有利になるいくつかの資格があります。
・玉掛け技能
下まわりの仕事では必須となる資格です。鉄骨鳶の仕事に従事するにあたってまず初めに取得する資格とも言えるでしょう。
・建築物等の鉄骨の組立て等作業主任者
鉄骨鳶として取得を目指したい資格です。鉄骨に関する作業を3年以上続けていることが条件になるため(※学歴による)、初心者を卒業し中堅クラスの鉄骨鳶になったら取得の準備を始めましょう。
・足場の組立て等作業主任者
鉄骨鳶には関係ないのではと思われるかもしれませんが、吊り足場や張り出し足場などの解体・変更の際に有資格者の配置が求められます。足場の知識があることで鉄骨鳶としての仕事の幅が広がるため、取得していて損のない資格です。足場組み立て等に関する3年以上の実務経験が必要(※学歴による)になります。
この他にも、鳶職人が取得できる中で最高位となる「とび技能士(1級~3級)」などがあります。資格取得の際には実務経験が求められる資格もあるため、最初から全ての資格を有している必要はありません。
株式会社 原田工業では現在鉄骨鳶として一緒に働いてくれる仲間を募集しています。初心者からでも興味とやる気があれば大歓迎です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
2021.05.20